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嵐が「解散」と言わなかった理由と、9年かけた終わり方の全記録

| 読了時間:約5分

「解散」ではない。

「活動終了」——この言葉の選択にこそ、26年半の嵐の全てが詰まっている。

2026年5月31日、嵐は東京ドームでラストライブを迎える。

国民的アイドルとして紅白歌合戦に 12 年連続で出場し続けた5人が選んだ「終わり方」は、多くの人が想像するような突然の幕引きではなかった。

最初の一歩は2017年、1人のメンバーの静かな一言から始まっていた。
9年かけて段階的に終わりへと向かった経緯と、コロナが「感謝の場」を奪ったことでラストライブが果たすことになった役割が、ここに残る。


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嵐が「解散」と言わなかった理由と、9年かけた終わり方の全記録

9706日、国民的アイドルが刻んだ時間の重さ

9,706 日間。

しかしその数字を積み重ねたアイドルグループは、ほとんど存在しない。

デビュー日(1999年11月3日) 最終公演(2026年5月31日) = 9,706日間 「26年半」という言葉では見えにくい積み重ねが、日数に変えると浮かび上がる

1999年11月3日のデビューから、2026年5月31日の最終公演まで—— 週刊女性PRIME が掲載した軌跡をもとに2つの日付の間を計算すると、 9,706 日という数字になる。

「26年半」という言い方では感覚がつかみにくい。

しかし日数に変えると、桁の違う重みが浮かび上がる。

紅白歌合戦への出場は2009年(第60回)から2020年まで 12 年連続。

白組の司会は2010年から 5 年連続で務めた。

小学1年生が中学3年を卒業するまでの期間、毎年大晦日に嵐の歌声が日本中に届き続けた計算になる。

「26年半」という期間は、今の大学1年生が生まれる前からすでに始まっていた。

一つの世代をまるごと包み込んだ軌跡といえるだろう。

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これだけの時間を積み重ねた5人が選んだ「終わり方」の言葉は、なぜ「解散」ではなかったのか。

嵐が「解散」と言わなかった本当の理由

活動を終えることと、「嵐」でなくなることは、5人にとって同じではなかった。

嵐は最後まで「 解散 」という言葉を使わなかった。
週刊女性PRIME によると、複数のスポーツ紙が「解散」という見出しを打ったところ、ファンから「 解散って言ってないですよね 」という抗議の問い合わせが複数届いたという。

言葉の選択がここまでファンの感情と直結していた事実は、この5人とファンの関係の深さを端的に示している。

SMAP(2016年)
電撃解散
解散ツアーなし・事前公表なし
嵐(2026年)
活動終了
9年かけて段階的・ラストツアーあり

活動は終わる。

しかし5人はこれからも「嵐」としての誇りを持ち続ける——その意識の表れが「活動終了」という表現だろう。

SMAP は2016年、事前の公表なく事実上の電撃解散という形をとった。

解散コンサートも行われなかった。

嵐はその対極にあたる。

「活動終了」という言葉の選択にまで5人の合意を反映させ、会見でも「解散ではない」と明確に否定した。

では、この「解散しない」という立場を、なぜ5人は9年間も保ち続けられたのか。

その経緯は、多くの人が想像するより、はるかに慎重な段階を踏んでいた。


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「突然の終わり」ではなく9年越しの約束だった

「およそ 1年半 ほど前から、おりを見て5人で集まりまして」—— PRESIDENT Online が伝えた 櫻井翔 の言葉は、活動終了がいかに計画的かつ誠実な経緯をたどったかを示している。

嵐の活動終了を「突然の終わり」と受け取った人も少なくない。

しかし実際には、起点は2017年にまで遡る。

大野智 の「自由な生活がしてみたい」という申し入れを受け、メンバー全員が約 2年 をかけて検討し、2019年1月の会見に至った。

会見ではその経緯が丁寧に説明された。

休止後も5人は折を見て集まり、「もう一度嵐として活動すること」について話し合いを重ねた。

その結論が、コンサートで直接感謝を伝えることをもって活動を終了する、というものだった。


4人だけでの継続活動は、会見の時点で明確に否定されていた。

5人じゃないと嵐じゃない 」という立場は、休止中も変わらなかった。

この 9年 越しのプロセスは、メンバー間の合意形成と同時に、ファンの心理的な準備期間を段階的に作るという 二重の機能 を果たしていたとみられる。

SMAPが果たせなかった「 礼儀ある終わり 」を、9年かけて実現した形だ。

突然の幕引きに見えていたものは、実は 9年越しの約束の履行 だったのだ。

嵐・活動終了までの経緯

2017年
大野智が「自由な生活がしてみたい」と申し入れ
起点
2019年1月
会見で活動休止を発表。「5人じゃないと嵐じゃない」と明言
休止発表
2020年12月31日
活動休止。コロナ禍でファンへの感謝を直接届けられないまま幕
休止
2025年5月
ファンクラブサイトでラストツアーと活動終了を発表
終了発表
2026年2月
大野智が活動終了と同日付での事務所退所を発表
退所発表
2026年5月31日
東京ドームでラストライブ。9,706日の歴史に幕
最終公演

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しかしこの「最後にファンへ直接届ける」という決断には、もう一つの理由があった。

コロナ禍が奪い去ったはずの時間が、終わり方の形そのものを変えていた。

コロナが「ありがとう」を届けられない1年を作った

活動休止直前の 1年間 、5人は一度もファンの前でパフォーマンスできなかった。

2020年12月31日の活動休止を前に、嵐はコロナ禍によりその1年間をほぼファンと対面できないまま過ごした。

デビューから続いてきた「ファンと積み上げる時間」が、 最後の1年だけ強制的に断ち切られた 形になった。

週刊女性PRIME によると、嵐はファンクラブサイトを通じてこう伝えている。

「コロナによって叶えられなかったファンの皆さんに直接感謝を伝える、直接パフォーマンスを見てもらう、ということをもって、5人での活動を終了する」。

この言葉が、ラストライブの本質を示している。


ラストライブは単なる解散ライブではない。
コロナが消した1年分の「ありがとう」を、5年越しに手渡す場 だ。

コロナによって叶えられなかった感謝の場を「最後の公演で直接届ける」という形が、5人の間で共有された最後のミッションだったとみられる。

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5人全員が同じ思いを抱えてラストライブに臨む一方で、1人だけが他のメンバーと異なる決断をしている。
大野智 が「事務所も退所する」という選択をしたのはなぜか。

大野智だけが事務所まで退所する理由

「自分らしくマイペースに出来る事をやっていけたら」—— 大野智 が退所発表とともに明かした言葉は、彼が求めているものの輪郭を示している。

2026年2月、大野智は嵐の活動終了当日である5月31日付で、 STARTO ENTERTAINMENT を退所すると発表した。

他の 4 人がSTARTO ENTERTAINMENT傘下での個人活動を継続する見通しとなる一方、 大野だけが枠組みの外へ出ることを選んだ

残り4人
STARTO継続
個人として芸能活動を続ける
大野智
退所・独立
芸能の枠組みから離れる

週刊女性PRIME はスポーツ紙のジャニーズ担当記者の見方を伝えている。

「アイドルとしての活動をしたくない、もっと言うなら、 芸能人であることが嫌になったというのが理由の一つ のよう」。

この見方に従えば、大野の退所はグループ終了後の単なる引退ではない。

芸能という枠組みそのものからの離脱を指向していたとみられる。

「5人じゃないと嵐じゃない」という5人の合意は最後まで貫かれた。

しかしその先で、5人はそれぞれ異なる航海へと向かう。

9年 かけて積み上げた「義理の履行」が終わった後、大野だけが選んだのは 完全な自由への出発 だった。

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9年の約束を果たした5人が次の航海へ踏み出す——そのラストシーンに、あなたはどこから立ち会うことができるのか。

ラストライブを見届けるには、今すぐできること

9,706 日の最終章は、東京ドームの外にいる人にも届けられる設計になっている。

最終公演は2026年5月31日18時から東京ドームで開催される。
嵐公式X(@arashi5official) が告知したとおり、 FAMILY CLUB online を通じた生配信も実施される。

3,900
FC会員
嵐ファンクラブ
4,500
FC会員②
ファミリークラブ
6,000
一般
生配信チケット

会場に行けなくても、生配信チケットを購入すれば自宅でリアルタイムに最終公演を見届けられる。

見逃し配信にも対応しており、日本語に加えて 4 言語でのMC字幕が付く予定のため、海外のファンも含めた対応となっている。

Blu-ray・DVDは 2026年11月3日(嵐のデビュー記念日) に発売予定とされており、最終公演を映像として手元に残す機会は配信後も続くとみられる。
11月3日という日付の選択にも、 26 年半の歴史への誠実さが宿っている。

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1999年9月15日、ハワイの船上で始まった5人の航海は、 9,706 日後の東京ドームでその幕を下ろす。

「終わり」ではなく「約束の履行」として——それが嵐の、最後の嵐らしさだった。

まとめ

  • 嵐が「解散」でなく「活動終了」と表現したのは、活動を終えても5人が「嵐」という誇りを持ち続けるという意志を示すためで、スポーツ紙の「解散」見出しにファンから抗議の電話が複数届くほど、言葉の選択がファンの感情と直結していた
  • 活動終了の起点は突然ではなく2017年の大野智の申し入れで、メンバー全員が約2年かけて検討した上で2019年に活動休止を発表し、休止後もさらに約1年半の話し合いを経て活動終了を決めた——足掛け9年の段階的プロセスだった
  • コロナ禍で活動休止直前の1年間ファンと対面できなかった経験が「直接感謝を伝えることをもって活動を終了する」という決断の直接の動機となり、ラストライブを単なる解散公演ではなく「未完の約束を果たす場」に変えた
  • 大野智だけが5月31日付でSTARTO ENTERTAINMENTを退所するのは、グループ終了にとどまらず芸能という枠組みそのものからの離脱を選んだためとみられ、他の4人とは異なる次の航海を歩む
  • ラストライブの生配信は嵐ファンクラブ会員3,900円・一般6,000円で視聴可能で、Blu-ray・DVDは2026年11月3日(デビュー記念日)発売予定のため、終演後も映像で26年半の軌跡を手元に残せる

9年かけてファンへの義理を果たし続けた5人が選んだ「終わり方」は、9,706日の積み重ねに相応しい、この5人にしかできない幕の下ろし方だった。

よくある質問(FAQ)

Q1. 嵐の活動終了はなぜ?解散との違いは?

活動を終えても5人が「嵐」としての誇りを持ち続けるという意識から「解散」ではなく「活動終了」という言葉を選んだ。

スポーツ紙が「解散」と報じた際、ファンから複数の抗議が届くほど言葉の選択はファンと直結していた。

Q2. 嵐の活動終了はいつ?

2026年5月31日、東京ドームでの「ARASHI LIVE TOUR 2026『We are ARASHI』」最終公演をもって活動を終了する。

デビューから9,706日目にあたる。

Q3. 嵐のラストライブはどこで配信を見れる?

FAMILY CLUB onlineにて生配信が実施される。

視聴料金は嵐ファンクラブ会員3,900円・ファミリークラブ会員4,500円・一般6,000円。

見逃し配信にも対応予定。

Q4. 嵐がデビューしたのはいつ?

1999年11月3日にシングル『A・RA・SHI』でデビュー。

結成は同年9月15日、ハワイ・ホノルル沖のクルーズ客船上で行われた。

Q5. 嵐の活動終了後、大野智はどうなる?

大野智は2026年5月31日の活動終了と同日にSTARTO ENTERTAINMENTを退所すると2026年2月に発表した。

他の4人がSTARTO傘下での個人活動を継続する見通しとなる一方、大野だけが事務所を離れる。

Q6. 嵐のラストライブのDVD・Blu-rayはいつ発売?

2026年11月3日(嵐のデビュー記念日)に発売予定とされている。

FAMILY CLUBストアオンライン限定での販売となる見込みで、ラストライブの映像を手元に残す機会となる。

Q7. 嵐の活動終了はなぜ解散ではないのか?

「5人じゃないと嵐じゃない」という立場を会見から一貫して維持しており、活動が終わった後も5人が嵐としての誇りを持ち続けるという意識のもと「活動終了」という表現を選んだ。

グループ名を消滅させることとは異なる。

📚 参考文献

N

リアルタイムニュースNAVI 編集部

reaitimenews.com

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