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コートジボワールがW杯で一度も勝ち抜けない本当の理由

| 読了時間:約5分

ドイツ相手に先制したのに、なぜ逆転されたのか。

2026年FIFAワールドカップのグループE第2節。

コートジボワールは前半30分に先に得点した。

それでも試合は2-1でドイツが逆転勝利を収めた。

じつはこの展開、今大会だけの話ではない。

「アフリカで最も強いチームのひとつ」と言われながら、W杯ではこれまで一度も次の舞台に進んだことがないのだ。


コートジボワールがW杯で一度も勝ち抜けない本当の理由

先制しながら逆転負け、その90分間

現地6月20日、ドイツがボールを握る展開の中で、コートジボワールが先に動いた。

序盤から主導権を握っていたのはドイツだった。
サッカーダイジェストWeb によると、 10 分のハーヴェルツのヘディングはGKに阻まれ、 18 分のムシアラのミドルも枠を外れた。

21 分にはパブロビッチのヘッドがネットを揺らしたが、ファウルで取り消された。

ドイツは何度も得点の機会を逃し続けた。

流れが変わったのは、飲水タイム(ハイドレーションブレイク)の直後だった。

左サイドで ヤン・ディオマンデ がドリブルで仕掛け、低いクロスを送った。

ゴール前に詰めていた アマド・ディアロ のシュートをGKノイアーが弾いたところ、そのこぼれ球を フランク・ケシエ が押し込んだ。

前半 30 分、コートジボワールが先制した。

飲水タイムで流れが切れたことで、ドイツの守備陣の集中が乱れたのではないか。

前半10分
ドイツ決定機
ハーヴェルツのヘディングをGKがセーブ。ドイツが主導権を握るも得点できず
前半21分
取り消し弾
パブロビッチのヘッドがネットを揺らすもファウルで無効。ドイツの焦りが増す
前半30分
先制点
ディオマンデの突破→こぼれ球をケシエが押し込み、コートジボワールが先制
後半60分
3枚替え
ナーゲルスマン監督がムシアラ・サネ・パブロビッチを一気に交代。流れが変わる
後半68分
同点弾
途中出場のウンダフがアミリのクロスをヘッドで合わせて1-1に
後半90+4分
逆転弾
ウンダフがヌメチャのスルーパスを受けて反転から左足で決め2-1。試合終了

後半に入ると、ドイツの ナーゲルスマン 監督は60分にムシアラ、サネ、パブロビッチの3人を一気に交代させた。
サッカーキング によると、その交代策が的中する。

68分に途中出場の ウンダフ がアミリのクロスをヘッドで合わせて同点。

さらに90分+4分、ヌメチャのスルーパスを受けたウンダフが反転から左足で決めて逆転した。

最終スコアは 2-1

コートジボワールは 先制しながら、終了間際に夢を打ち砕かれた

では、このゴールを決めたケシエとはいったい何者なのか。

「大統領」という奇妙な愛称にこそ、この選手を理解する鍵がある。


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「大統領」と呼ばれるケシエの正体

代表Aマッチ 102 試合。

しかしW杯の舞台では、これが待望の「最初の得点」だった。

フランク・ケシエ は1996年12月19日生まれの29歳だ。

コートジボワール出身で、イタリアの アタランタ からキャリアをスタートさせた。

Wikipedia によると、 ACミラン では 5 年間プレーし、2022年にはスクデット(イタリアリーグ優勝)を経験した。

その後 バルセロナ を経て、現在はサウジアラビアの アル・アハリ に所属している。

「大統領」という愛称の由来が面白い。
Goal.com によると、ACミランの練習場でCEO専用の駐車スペースに停めてしまい、指摘されると「 自分がミランの新しいCEOだ 」と言い放ったことから広まったとされる。

2026年4月には、AFCチャンピオンズリーグ(アジアのクラブ王者を決める大会)でMVPを受賞するなど、クラブレベルでは今も世界トップクラスの活躍を見せている。

ところが、 Goal.com によると、このドイツ戦のゴールは 「代表主要大会での 26 試合連続無得点」という記録に終止符を打つ ものだった。

単純に計算すると、これは約 2〜3 年分の代表活動での無得点に相当する。

欧州のトップクラブで活躍し、アジアチャンピオンズリーグのMVPを取った選手が、代表では 長期間ゴールを奪えていなかった のだ。

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このケシエの不振は、じつはコートジボワール代表そのものの歴史と重なっている。

W杯に 4 度出場して、一度も次のステージに進んだことがないという事実を知っているだろうか。

W杯で4度出場して一度も勝ち抜けない理由

4 度出場、 4 度のグループリーグ敗退。

アフリカネイションズカップ(アフリカ大陸の国際大会)を 3 度制した国の成績とは思えない数字だ。

3度
CAN優勝回数

1992年・2015年・2023年とアフリカ大陸を 3 度制した強豪

0回
W杯突破回数

2006年初出場以来 4 大会すべてでグループリーグ敗退。

突破は一度もない

コートジボワールは W杯でも強豪 と思われがちだ。

しかし Wikipedia によると、W杯の最高成績は2006年の初出場から現在まで 「1次リーグ(グループリーグ)止まり」 だ。

アフリカネイションズカップ 3 度優勝の強豪が、W杯では 4 大会連続でグループステージを突破できていない。

なぜこうなるのか。

スポーツ心理学や確率論の観点から見ると、W杯のグループステージのような短期集中のトーナメントでは、個人の実力だけでなく対戦相手の組み合わせや大会直前のコンディション管理が結果を大きく左右するのではないか。

アフリカ大陸で勝ち続けることとW杯で勝ち進むことは、必要とされる条件が異なる部分があるのかもしれない。

ケシエが代表で長期間無得点だったことも、個人の能力とチームの成績が必ずしも連動しないことを示す一例といえるだろう。

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強いチームが毎回グループで消える のは、W杯の短期勝負では実力だけじゃなく運と組み合わせが大きく影響するからかもしれない。

アフリカ最強クラスのチームがW杯では毎回消えてしまう——この逆説は、個人の爆発力だけでは乗り越えにくい「トーナメントの壁」が存在するのではないかという見方に行き着く。

時事通信 によると、今大会のコートジボワールの平均年齢は 25.8 歳で、出場チームの中で最も若い。
25.8歳といえば、ちょうど社会人 2〜3 年目くらいの年齢層が主力を担っている計算だ。

試合後、GKの ヤイア・フォファナ は「これも経験だ。

この試合から学び、前に進む」と語った。

敗れながらも前を向くこの若さが、今大会コートジボワールの最大の武器かもしれない

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では、この若いチームが初めて壁を越えるには何が必要か。

第3節の条件を確認しておこう。

引き分けでいい、キュラソー戦の突破条件

引き分けでいい——それがコートジボワールに与えられた第3節の条件だ。

ゲキサカ によると、第2節終了時点でグループEはドイツが首位確定。

コートジボワールは勝ち点 3 で2位につけている。

エクアドルとキュラソーはともに勝ち点 1 で、コートジボワールを追う形だ。

勝点3
現在位置
グループE2位
引分以上
突破条件
2位確定
6/26 5:00
試合日時
日本時間

試合は日本時間6月26日(金)午前5時キックオフ。

会場はアメリカ・フィラデルフィアだ。

サッカーキング によると、インターネット配信はDAZNが独占で行う。
引き分け以上であれば2位通過が確定する

相手の キュラソー は人口 20 万人未満のカリブ海の島国で、今大会がW杯初出場だ。

初戦でドイツに 7-1 と大敗したが、第2節ではエクアドル相手に 0-0 で引き分けて粘りを見せた。

その守備力は侮れないだろう。

コートジボワールとしては勝利が理想だが、まず 「負けない」ことが最優先 になる。

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あとは、 20 年間越えられなかった壁を今大会ついに越えられるかどうかだ。

今度こそ「象」は壁を越えられるか

4 大会 20 年分の悔しさを背負い、平均 25.8 歳の若い象たちが歴史を変えようとしている。

コートジボワール代表の愛称は「レ・ゼレファン(象たち)」だ。

初戦ではエクアドルに 1-0 で勝利し、今大会最初の白星を手にしている。

この若いチームが決勝トーナメントに進めば、それはコートジボワールのサッカー史上初の快挙になる。
アフリカのサッカー界全体にとっても、象徴的な出来事になるだろう

あなたが第3節を見届けるとしたら、注目すべきはケシエが連続ゴールを決められるかどうかだ。
26 試合ぶりの得点を決めた「大統領」が本来の姿を取り戻したとき、象たちは初めての門をくぐれるのではないか。


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まとめ

  • コートジボワールはW杯4度出場ながら全大会でグループリーグ敗退。アフリカネイションズカップ3度優勝の強豪がW杯では一度も勝ち上がれていないという逆説がある
  • ゴールを決めたケシエは代表主要大会で26試合連続無得点という記録を持っており、このドイツ戦がその記録に終止符を打つ得点だった
  • W杯のような短期トーナメントでは個人の実力だけでなく組み合わせや当日のコンディションが結果を大きく左右するため、「強いチームが毎回グループで消える」は確率論的に起こりうる
  • 第3節のキュラソー戦(6月26日5時・フィラデルフィア)は引き分け以上でコートジボワールの2位通過が確定する。W杯初の決勝トーナメント進出がかかっている

平均年齢25.8歳という「最も若いW杯チーム」が、20年間手が届かなかった扉を今大会で開けるかどうか——その答えは26日の早朝に出る。

よくある質問(FAQ)

Q1. コートジボワール対ドイツの試合結果は?

2026年W杯グループE第2節でコートジボワールが前半30分に先制したが、後半にドイツのウンダフが2得点を挙げて2-1で逆転。

ドイツが勝利した。

Q2. ケシエとはどんな選手?なぜ「大統領」と呼ばれるの?

フランク・ケシエはACミラン、バルセロナを経て現在サウジのアル・アハリに所属するコートジボワール代表のMF。

ACミランの練習場でCEO専用駐車スペースに停めて「自分がCEOだ」と言い放ったことから「大統領」の愛称がついたとされる。

Q3. コートジボワールはW杯で過去にどんな成績だったの?

2006年の初出場以来、2010年・2014年・2026年と計4度出場しているが、全大会でグループリーグ敗退。

決勝トーナメントに進んだことは一度もない。

Q4. コートジボワールはキュラソー戦で突破できる?

第2節終了時点でコートジボワールは勝ち点3の2位。

第3節(6月26日5時・フィラデルフィア)で引き分け以上なら2位通過が確定する。

W杯初の決勝トーナメント進出がかかっている。

Q5. コートジボワールのW杯2026のグループはどこ?

グループEで、ドイツ・エクアドル・キュラソーと同組。

ドイツが2連勝で首位確定。

Q6. ケシエはなぜ代表で長期間ゴールを決められなかったの?

Goal.comによると、ドイツ戦のゴールは代表主要大会での26試合連続無得点という記録を打ち破るものだった。

クラブでは欧州トップ水準の活躍を見せていたが、代表では長期にわたり得点できていなかった。

Q7. コートジボワール対キュラソーはどこで見られる?

日本時間2026年6月26日(金)午前5時キックオフ。

インターネット配信はDAZNが独占で行う。

地上波放送はなく、NHK BSプレミアム4Kで同日夜に録画放送される。

📚 参考文献

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リアルタイムニュースNAVI 編集部

reaitimenews.com

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