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1勝でベスト16に届いた時代は、もう終わった。
2026年のサッカーW杯は、6月11日に北米3カ国で開幕する。
出場国は史上最多の 48 カ国。
試合数は前回より 40 試合多い 104 試合に膨らんだ。
「今大会こそ日本にチャンスがある」と感じている人は多いだろう。
でも実は、この「大きくなった」という変化が、日本が上位に進出するための条件をひとつ増やしている。
日程・放送・日本代表の今の状況まで、開幕前に知っておくべき話をまとめた。
この記事でわかること
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W杯2026は6月11日開幕、日本時間は何時から?
世界 48 カ国の選手たちが、今まさに北米の空港に降り立ちつつある。
JFA によると、大会期間は 2026年6月11日 から 7月19日 。
アメリカが主催し、カナダとメキシコが加わる 史上初の3カ国共同開催 だ。
開催都市はアメリカ 11 都市、メキシコ 3 都市、カナダ 2 都市の計 16 都市にのぼる。
開幕戦は6月11日、メキシコシティの エスタディオ・アステカ で行われる。
カードはメキシコ対南アフリカ。
同スタジアムは 1970 年と 1986 年のW杯でも開幕戦の舞台となっており、 3度目の開幕戦開催は世界で前例のない記録 だろう。
同日夜(日本時間12日未明)には韓国対チェコ共和国が行われ、大会は一気に動き出す。
で、その試合はどこで見ればいいのか。
前回と同じ感覚で探すと、意外な落とし穴が待っている。
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DAZNで全試合配信、日本戦は無料で見られる
全試合タダで見られたのは2022年大会だけ。
2026年は構造が変わった。
今大会は DAZN が全 104 試合をライブ配信する。
日本代表戦は 全試合無料 で見られる。
Goal.com によると、地上波は NHK が 33 試合、 日本テレビ が 15 試合、 フジテレビ が 10 試合を生中継する。
前回2022年大会では ABEMA が全試合無料生中継を行ったが、2026年大会ではその役割がDAZNに移ったとされる。
日本戦以外の全試合をネットで追いたい場合は、DAZNの有料プランへの加入が必要になる。
あなたが「日本戦だけ見られればいい」なら無料のDAZN配信で全て賄える。
「全 104 試合を追いたい」なら有料プランが現実的な選択肢になる。
視聴の準備は整った。
次は大会そのものの話。
今回のW杯、実は規模だけでなく、ルールそのものも大幅に変わっている。
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出場48カ国・104試合、史上最大のW杯とは
13 カ国、 16 カ国、 32 カ国——そして2026年、ついに 48 カ国。
第 1 回大会( 1930 年)の出場国はわずか 13 カ国だった。
その後16カ国、24カ国、32カ国と段階的に拡大し、 1998 年以降は長らく 32 カ国体制が続いた。
今大会でついに 48カ国 へと膨らんだ。
サッカーキング によると、グループは 12 組に増え、総試合数は 64 から 104 に拡大した。
ウルグアイで開催。
出場国は13カ国からスタート。
フランス大会から32カ国に拡大。
この体制が約28年続いた。
史上最多48カ国・104試合。
決勝TはラウンドOF32から。
グループ 3 位の成績上位 8 チームも決勝トーナメントに進出できるのが新ルールだ。
以前は「グループ上位 2 チームのみ通過」だったが、今大会は「3位でも条件次第で通過できる」仕組みになった。
出場枠拡大の推進力のひとつとして、 FIFA (国際サッカー連盟)の収益増加への期待がある。
試合数が増えれば放送権料もスポンサー収入も増える。
1 日あたり平均 2.67 試合(104試合÷39日)という密度で、大会期間中は毎日どこかでW杯が開かれている計算だ。
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でも、出場しやすくなったからといって、日本が勝ち上がりやすくなったとは限らない。
むしろ逆の話が成立する。
48カ国で日本が「ベスト16」に届くのが、実は以前より難しくなっている
以前のW杯は 1 勝でベスト16。
今大会は 2勝しなければベスト16にすら届かない。
旧 32 カ国フォーマットでは、決勝トーナメントはラウンド 16 (残り 16 チーム)から始まった。
グループを突破し、初戦を 1 勝すれば「ベスト16」という成績になった。
ところが今大会は違う。
JFA公式 と サッカーキング によると、今大会の決勝トーナメントはラウンド 32 (残り 32 チーム)から始まる。
グループ突破後に初戦を 1 勝しても「ベスト 32 」止まりだ。
「ベスト 16 」に到達するには、決勝トーナメントで 2勝が必要 になる。
日本代表の過去最高成績は「ベスト 16 」(2002年、2010年、2018年、2022年)。
旧フォーマットに置き換えると、今大会の「ベスト16」はかつての「ベスト8」に相当する難しさだろう。
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「 48 カ国になって日本に有利」という感覚は、数が増えると競争相手が弱くなると直感的に感じるバイアス(思い込みのくせ)から生まれるのだろう。
でも制度変更の実態は「 上を目指す側の負荷が増した 」だった。
出場枠が増えた分だけ決勝トーナメントの試合数も増えるため、体力や怪我のリスクが積み上がる構造になっているのではないか。
W杯が「大きく」なった今大会、上を目指す日本にとってむしろ難しさが増した——これが「職場で話せるW杯の逆説」だ。
「出場枠が増えた=有利」という思い込みを、今大会は静かに裏切っている。
理論では難しくなった。
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実際、今の日本代表は現地で何が起きているのか。
日本代表がモンテレイに到着、初日に起きた「想定外」
「想定外を想定内に」—— 森保ジャパン が掲げる言葉が、現地初日から試された。
日本経済新聞 (共同通信配信)によると、 6月2日 (日本時間3日)、 森保一 監督率いる全 26 選手がメキシコ・ モンテレイ に到着した。
成田からチャーター機でおよそ 12 時間の移動だ。
宿舎の入り口では従業員が日本国旗の小旗を振り、スペイン語で「日本!日本!」と出迎えた。
自身 5 度目のW杯出場となる 39 歳の 長友佑都 が帽子姿で手を振って声援に応えた場面も報じられた。
⚠ 練習場に想定外の問題が発生
当初予定していた強豪クラブの練習場の芝の状態が基準を満たさないことが判明。
中日スポーツ によると、クラブハウス自体はサウナや高酸素カプセル、マッサージルームまで完備されていたが、現地到着 初日に代替施設への変更 が決まった。
施設自体はサウナ・高酸素カプセル・マッサージルームを完備していたが、肝心の芝の状態が問題だったのだろう。
日本代表がモンテレイを事前合宿地に選んだのは、グループF第 2 戦・チュニジア戦の会場( モンテレースタジアム )が同市近郊にあることから、現地の暑さへの適応を先に済ませる戦略的な選択だった可能性がある。
日本は 8 日にベースキャンプ地の米テネシー州 ナッシュビル へ移動する予定だ。
こうして調整を続ける日本代表。
6月15日の初戦、相手のオランダは今大会の日本にとってどんな存在なのか。
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グループFの初戦はオランダ戦、日本の「史上初ポット2」の意味
今大会、日本代表はW杯の組み合わせ抽選で初めて 「格上扱い」 で引かれた。
JFA公式 によると、日本はグループFで オランダ 、 チュニジア 、欧州プレーオフB組勝者(ウクライナ・スウェーデン・ポーランド・アルバニアのいずれか)と対戦する。
初戦は 6月15日 (日本時間)午前 5 時キックオフ。
会場はアメリカ・テキサス州の ダラススタジアム だ。
Goal.com によると、日本は今大会で 史上初めてポット2 に入って抽選に臨んだ。
ポット2はシード格にあたる。
従来の日本はポット3や4に入ることが多く、格上との初戦が続く組み合わせになりやすかった。
今大会で日本がシード扱いを受けたことは、世界からの評価の変化を示すものだろう。
「ジャイアントキリング(番狂わせ)を起こす側」から「 番狂わせを起こされないよう守る側 」に立場が変わりつつある。
第 2 戦チュニジア戦は 6月21日 (日本時間)午後 1 時、第 3 戦は 6月26日 (日本時間)午前 8 時にそれぞれキックオフを迎える。
W杯が「大きく」なった今大会、上を目指す日本にとってむしろ難しさが増した——その逆説を知った上で試合を見ると、1勝1勝の重みが違って見えるはずだ。
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まとめ
- 2026年W杯は6月11日にメキシコシティのエスタディオ・アステカで開幕。同会場が開幕戦を担うのは1970年・1986年に続いて今回で3度目で、前例のない記録とされる
- 日本戦はDAZNで全試合無料配信。前回2022年大会のABEMA無料中継とは構造が異なるため、日本戦以外も見たい場合はDAZN有料プランへの加入が必要になる
- 今大会は出場枠が48カ国に拡大したが、決勝トーナメントがラウンド32から始まるため「ベスト16」到達には決勝T2勝が必要。旧フォーマット比で1試合多い
- 日本代表は6月2日にメキシコ・モンテレイ入り。当初予定の練習場の芝不良で初日から代替施設への変更が発生した
- 日本は今大会で史上初めてポット2(シード格)に入った。初戦は6月15日のオランダ戦
よくある質問(FAQ)
Q1. W杯2026の開幕はいつ、どこで?
2026年6月11日にメキシコシティのエスタディオ・アステカで開幕。
カードはメキシコ対南アフリカ。
大会は7月19日まで続く。
Q2. W杯2026はどこで見られる?無料で見られる?
DAZNが全104試合をライブ配信し、日本代表戦は全試合無料で見られる。
地上波はNHK・日本テレビ・フジテレビが一部試合を中継する。
Q3. W杯2026の日本代表の対戦日程は?
6月15日にオランダ戦(ダラス)、21日にチュニジア戦(モンテレイ)、26日に欧州プレーオフB勝者戦(ダラス)。
いずれも日本時間での日程。
Q4. W杯2026はなぜ48カ国に増えたの?
FIFA(国際サッカー連盟)が収益拡大とサッカーのグローバル普及を目的に拡大を決定。
1930年の13カ国から段階的に増え、今大会で48カ国となった。
Q5. W杯2026で日本がベスト16になるには何勝必要?
今大会は決勝トーナメントがラウンド32(残り32チーム)から始まるため、ベスト16には決勝T2勝が必要。
旧フォーマットでは1勝だった。
Q6. 日本代表のW杯2026グループFの組み合わせは?
オランダ、チュニジア、欧州プレーオフB組勝者(ウクライナ・スウェーデン・ポーランド・アルバニアのいずれか)と同組。
Q7. 日本代表はW杯前にどこで練習している?
6月2日(日本時間3日)にメキシコ・モンテレイへ到着。
暑さへの適応を兼ねた事前合宿を行い、8日にベースキャンプ地のナッシュビルへ移動予定。
📚 参考文献
- JFA「FIFA World Cup 2026 TM|SAMURAI BLUE」 (2026年)
- 中日スポーツ「サッカー日本代表、W杯事前合宿地のモンテレイ入りも、いきなりの『想定外』… 問われる森保ジャパンの対応力」 (2026年6月)
- 日本経済新聞「サッカー日本代表、事前合宿で暑さ対策 メキシコ・モンテレイ到着」 (2026年6月)
- サッカーキング「FIFAワールドカップ2026|出場国一覧|試合日程・結果・放送・配信・実況・解説|日本代表」 (2026年)
- サッカーキング「出場国32→48、総試合数64→104に拡大…"史上最大規模"2026年北中米W杯の変更点を解説」 (2025年3月)
- FIFA Watch「2026W杯日程:104試合、6月11日〜7月19日」 (2026年)
- Goal.com「日本代表W杯の試合日程・放送予定」 (2026年)
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リアルタイムニュースNAVI 編集部
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