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片岡信和のお天気ストレッチ、実は「終わる予定だった

| 読了時間:約5分

テレビで毎朝流れるあの10秒のストレッチ、最初から定番コーナーだったわけではない。

「羽鳥慎一モーニングショー」のお天気コーナーで 片岡信和 が披露するワンポイントストレッチ。

見ている側には「誰でもできる簡単な体操」に映るが、設計した本人は毎日 10分 の高負荷トレーニングとして実践し、腹筋が割れるほど体が変わった。

そしてそのコーナー自体、もともと「緊急事態宣言中の期間限定企画」として始まったものだった。

「お天気のお兄さん」というイメージの裏に、何が隠れているのか。

片岡信和のお天気ストレッチ、実は「終わる予定だった

俳優・気象予報士・宅建士…片岡信和は何者か

朝の天気コーナーで 10 秒ストレッチをする男が、 5つ以上の資格を持つ異色の人物 だった。

1985 7 30 日、東京都生まれ。
中央大学 総合政策学部を卒業後、 2006 年に芸能界入りした。

2008 年にはスーパー戦隊シリーズ「 炎神戦隊ゴーオンジャー 」でゴーオンブルー役を務め、本格的な俳優デビューを果たしている。

その後、ドラマや舞台で活躍を続けながら、 2019 年に気象予報士試験に合格した。
片岡信和公式サイト「Profile」 によると、取得済みの資格は気象予報士のほか、防災士・危機管理士・宅地建物取引士・健康気象アドバイザーと多岐にわたる。


2008
俳優デビュー
ゴーオンブルー役
約4
%
合格率
気象予報士試験
5+
資格
保有資格数
気象・法律・防災等

気象予報士試験の合格率は 約4% とされる。

難関を、俳優として活動しながら 34 歳で突破したのだろう。

公式サイトには「30代でなぜ気象予報士?と陰口を言われて傷ついたこともあった」という言葉も残っている。

それでも資格取得を続けた背景には、何か強い動機があったはずだ。

では、そのストレッチはいつ・どんな理由で始まったのか。

実は定番コーナーになる前に、ある事情があった。

▶ タップで再生(音声OFF)
「初日の出なりきり!」肩こり解消ストレッチ…羽鳥慎一モーニングショー 片岡信和のお天気ストレッチ(2022年1月1日)

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そのコーナー、最初は「期間限定」だった

「ステイホーム中の運動不足解消法として、期間限定で始めました」——片岡本人が語った、コーナーの意外な出発点だ。

NEWSポストセブン によると、 2020 年の緊急事態宣言下、視聴者の「お茶の間の空気を和らげたい」という思いからスタートしたという。
終わるつもりだったコーナーが、視聴者の好評を受けてそのまま続くことになった ——というのが実態だろう。

気象予報士を目指した動機にも、俳優業での経験が深く関わっている。

役者って平和じゃないと成り立たない職業だと痛感した 」という言葉を残しており、人の役に立てる仕事としての気象予報士という道を選んだとされる。

2020年3月
キャスター就任
モーニングショーお天気キャスターとしてデビュー
2020年4月
企画スタート
緊急事態宣言下に「期間限定」でストレッチ開始
2021年3月
書籍化
幻冬舎より「お天気ストレッチ」本を出版
2024年10月〜
新番組へ
「有働Times」でもお天気キャスターとしてレギュラー出演

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偶然生まれ、偶然続いたように見えるこのコーナー。

しかし中身を見ると、「偶然」では説明がつかない部分がある。

本当は「高負荷トレーニング」だった

「初心者は2分と持たない」—— GOETHE のインタビューで明かされた、10秒ストレッチの実態だ。

テレビで流れるのは 1 10 秒ほどの動き。

しかし片岡本人は「 1 10 秒〜 30 秒の 動的ストレッチ (体を積極的に動かすタイプ)を組み合わせて合計 10 分」を毎日続けているという。

その運動はすべて「大学でスポーツ科学を学んだ自分が考えたオリジナル」だと明言している。

毎日続けた結果、腹筋が割れるほど体が引き締まった。

するとファンから「 顔と合わない 」とクレームが届いたという。

あのソフトな見た目と、バキバキの腹筋という組み合わせが想定外だったらしい。

視聴者向け
10秒・誰でもできる
本人の実践
合計10分・高負荷

ここに面白い構造がある。

視聴者には「誰でもできる 10 秒の体操」として届けながら、設計者自身は本格的な筋トレとして実践している。

行動科学には「 タイニーハビット 」と呼ばれる考え方がある。

「最小の行動から始めることで習慣のループに入りやすくなる」という理論だ。

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「10秒」という設計が、続けやすい習慣の入口として機能していた のではないか。

テレビで毎朝やってる10秒ストレッチって、実は「まず10秒だけやれば習慣になる」という行動科学の仕組みと同じ構造だったらしい。

視聴者が長く続けられた理由のひとつがここにあるだろう。

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そもそも肩こりとは、日本人にどれだけ広がっている問題なのか。

数字で確認すると、このコーナーが受け入れられた理由がより鮮明に見えてくる。

女性11人に1人が「いま肩がこっている」現実

女性の 約11人に1人 が、今この瞬間も肩こりを自覚している。

しかし多くの人がそのまま 放置している とされる。

厚生労働省「令和4年 国民生活基礎調査」 によると、女性の肩こり有訴者率(症状を自覚している人の割合)は人口千人あたり 113.8 人。

単純計算で女性の 約11人に1人 が「いま肩こりがある」と答えていることになる。

男性は 約17人に1人 で、女性の数値はその 約2倍 だ。

肩こり有訴者率(人口千対)
女性
 
113.8人
男性
 
57.2人

長時間のパソコン作業やスマートフォンの使用による前傾姿勢が、首から肩にかけての筋肉を固まらせる主な原因のひとつだろう。

デスクワーク中心の生活が続くほど、この問題は深くなる。

あなたがいつも乗る電車の中、職場の席の並び、家族の食卓——その近くにいる女性のうち何人かは、今この瞬間も肩に重さを感じているかもしれない。

これだけ広い問題だからこそ、 朝のわずかな時間で完結する習慣 が求められた。

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肩こりが国民規模の問題だとわかれば、次の事実にも納得がいく。

48のストレッチが1冊の本になった

テレビで 10 秒しか流れないストレッチが、QRコード付きの書籍として全国の書店に並んだ。

幻冬舎「かたおか気象予報士の毎朝10秒!楽しく「お天気ストレッチ」」 2021 3 17 日に発売された。

春夏秋冬の天気に合わせた ストレッチ48本 を収録し、QRコードで動画を確認できる構成になっている。

一般的な肩こり本が「肩甲骨のほぐし方」「姿勢の矯正」を中心に据えるのに対し、この本は「 その日の天気にちなんだストレッチ 」という切り口が独自だ。

「春一番に負けるな!エイエイオー!スクワット」「スイカ割り腹筋」のように、天気と体の部位を掛け合わせた名前が並ぶ。

片岡信和の公式サイトによると、この本は 8万部 を売り上げた。

テレビコーナー発の健康本としては異例の反響だったのではないか。

毎朝のテレビコーナーを入口にして、書籍でより深く実践できる設計——このつながりが 読者に受け入れられた 形だろう。

本を手に取った人が「やってみたい」と感じるのは、すでに画面の向こうで動きを見ていたからだ。

では実際に、今日から始めるとしたら何をすればいいのか。


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今日から10秒だけやってみる価値がある

腕を動かしながら肩甲骨を意識する——それだけで、固まった血流がほぐれ始める。

Ubie(医師監修) によると、「肩周りの筋肉が硬くなり血流が悪くなることが主な原因であり、ストレッチはその 筋肉の緊張をやわらげて血流をよくする ことで症状を緩和する助けとなる」とされている。

肩甲骨を意識しながら体を積極的に動かすタイプのストレッチは、デスクワークで座ったまま固まった姿勢の人に特に向いているだろう。

静かに筋肉を伸ばすだけでなく、実際に動かすことで血の流れが促される。

💡 今日から始める最小の一歩
「絶対続けられるペースで行い、最終的に 10 分にたどりつけたらいい」と片岡自身がGOETHE誌のインタビューで語っている。

まず 1日10秒だけ 、腕を大きく回すところから始めてみよう。

テレビのストレッチは簡単な体操にすぎない 」——その思い込みは、設計者本人の実践を知ると崩れる。

偶発的に生まれたこのコーナーは、 習慣化の仕組みとして今も機能し続けている のだろう。

10 秒という入口の低さが、長く続けるための設計として今日も誰かの朝を動かしている。

▶ タップで再生(音声OFF)
「初日の出なりきり!」肩こり解消ストレッチ…羽鳥慎一モーニングショー 片岡信和のお天気ストレッチ(2022年1月1日)

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まとめ

  • 片岡信和は俳優・気象予報士・宅地建物取引士・防災士など5資格以上を保有しており、「お天気キャスター」という肩書きの裏に多彩なキャリアがある
  • お天気ストレッチは2020年の緊急事態宣言下に「期間限定」として始まった仮設コーナーで、視聴者の好評でそのまま続いた
  • 本人は1回10秒〜30秒の動的ストレッチを組み合わせて合計10分を毎日実践しており、腹筋が割れるほど体が変化。視聴者向けの「10秒の簡単体操」とは別物の強度で動いている
  • 厚労省の調査では女性の約11人に1人が現在進行形で肩こりを自覚している。男性の約2倍という規模だ
  • テレビコーナー発の書籍が8万部に達した背景には、天気と体を掛け合わせた独自の切り口がある

「10秒でいい」というハードルの低さは偶然ではなく、長く続けるための設計として今も機能しているのかもしれない。

よくある質問(FAQ)

Q1. 片岡信和はどんな人ですか?

1985年東京都生まれの俳優・気象予報士。
2008年にスーパー戦隊で俳優デビューし、2019年に気象予報士試験(合格率約4%)に合格。

宅建士・防災士など5つ以上の資格を持つ。

Q2. 片岡信和のお天気ストレッチはいつから始まりましたか?

2020年の緊急事態宣言中に、ステイホーム期間の運動不足解消を目的とした期間限定企画として始まった。

視聴者の好評を受けてそのまま続くことになった。

Q3. 片岡信和のストレッチはどんな種類ですか?

体を積極的に動かす「動的ストレッチ」で、スポーツ科学を学んだ片岡本人がすべて考案したオリジナル。

本人は1回10秒〜30秒のセットを合計10分間毎日実践している。

Q4. お天気ストレッチの本はどこで買えますか?

幻冬舎から2021年3月17日に発売された『かたおか気象予報士の毎朝10秒!楽しく「お天気ストレッチ」』。

春夏秋冬48本のストレッチとQRコード動画付き。

書店やオンラインで購入できる。

Q5. 肩こりは女性に多いって本当ですか?

本当。

厚労省「令和4年国民生活基礎調査」によると女性の有訴者率は人口千対113.8人で、男性(57.2人)の約2倍。

女性の約11人に1人が肩こりを自覚している計算になる。

Q6. 片岡信和は結婚していますか?

公式サイトや主要メディアで現時点では公表されていない。

Q7. 肩こりに動的ストレッチが効くのはなぜですか?

長時間同じ姿勢でいると肩周りの筋肉が固まり血流が悪くなる。

体を積極的に動かす動的ストレッチはその筋肉をほぐして血流をよくする助けになるとされている。

📚 参考文献

N

リアルタイムニュースNAVI 編集部

reaitimenews.com

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