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国道158号の丹生川町塩屋付近で土砂崩れが起き、全面通行止めが続いている。
40代男性の車が土砂に乗り上げ、病院に搬送された。
けがの程度はわかっていない。
この路線は奥飛騨・平湯方面へ向かう唯一の幹線道路で、過去にも繰り返し土砂災害が起きている。
早朝5時22分、走行中の車が土砂に乗り上げた
まだ暗い山間部で、突然の衝突が起きた。
テレ朝NEWSによると、2026年2月25日午前5時22分頃、岐阜県高山市丹生川町塩屋の国道158号で「土砂崩れが起きている」と消防に通報があった。
通報したのは走行中の40代男性で、車が土砂に乗り上げたとみられている。
2月の早朝5時台は真っ暗だ。
ヘッドライトの先に突然、道路を塞ぐ土砂が現れたことになる。
JX通信社(FASTALERT)の報道では、現場は広範囲にわたって崩れているという。
SNSには地元の人が撮影した写真も投稿されており、道路脇の斜面が大きく崩れ落ちている様子が確認できる。
🕐 発生からの経緯
午前5時22分頃:「土砂崩れが起きている」と消防に通報
車1台が土砂に衝突。40代男性が病院に搬送
午前7時20分時点:国道158号は現場周辺で通行止め継続
消防と岐阜県の職員が現地で状況を確認中
通行止めの影響を受ける人にとって、次に知りたいのは迂回路だろう。
通行止め区間と迂回路 — 大型車は通れない
通行止め区間は、丹生川町塩屋から丹生川町旗鉾にかけてとみられる。
X(旧Twitter)上の複数の投稿によると、全面通行止めで上下線とも車が通れない状態だ。
奥飛騨方面への乗鞍関連アカウントも「旗鉾辺りで土砂崩れ」と注意を呼びかけている。
⚠️ 迂回路情報(X投稿に基づく・公式未確認)
・普通車:市道による迂回が可能とみられる
・大型車は迂回路を通行できないとの情報あり
・復旧時期は未定
大型車が通れないとなると、影響は大きい。
国道158号は高山市街地から奥飛騨温泉郷・平湯温泉・上高地方面へ向かう実質唯一の幹線道路だからだ。
奥飛騨方面への観光やスキーを計画している人、毎日この道で通勤している人にとって、迂回路があるかどうかは死活問題だろう。
観光バスや物流トラックといった大型車が使えないとなれば、地域経済への影響も避けられない。
✅ 通行予定のある人へ
出発前に岐阜県の道路規制情報サイトや日本道路交通情報センターで最新の状況を確認してほしい。
では、なぜこの場所で土砂崩れが起きるのか。
実は今回が初めてではない。
繰り返される国道158号の土砂災害 — 2025年は復旧に4か月
国道158号で大きな土砂災害が起きたのは、今回が初めてではない。
土砂崩れと聞くと「重機で土砂を片付ければ数日で直る」と思うかもしれない。
国道の通行止めなら、長くても1〜2週間だろう、と。
ところが、2025年3月19日に同じ国道158号の福井県大野市側で起きた斜面崩壊では、復旧に約4か月を要した。
📰 2025年3月の福井県側の崩壊
2025年3月、福井県大野市上半原付近で大規模な斜面崩壊が発生。
崩壊は幅約90メートル、高さ約100メートルにおよんだ。
全面通行止めの解除は2025年7月18日で、仮設道路による迂回路での再開だった。(複数報道より)
幅90メートルの崩壊となると、校庭の端から端ほどの距離だ。
これだけの規模になると、土砂を除去するだけでは済まない。
さらにさかのぼれば、2020年7月の豪雨でも高山市丹生川町久手の国道158号に土砂が流出している。
岐阜県は丹生川町日面地内で地すべりのリスクを公式に認識しており、天候次第で全面通行止めになる場合があると注意喚起していた。
| 年 | 場所 | 被害 |
|---|---|---|
| 2020年7月 | 高山市丹生川町久手 | 国道158号へ土砂流出 |
| 2025年3月 | 福井県大野市上半原 | 幅90m×高さ100mの斜面崩壊。復旧に約4か月 |
| 2026年2月 | 高山市丹生川町塩屋 | 広範囲の土砂崩れ。復旧時期未定 |
国道158号は福井市から高山市を経て長野県松本市に至る山岳路線だ。
急な斜面を縫うように走り、並行する代替路がほとんどない。
1か所が崩れるだけで広い範囲の交通が止まる構造的な弱さを抱えている。
⚠️ ここからは推測です
気象庁の支援資料によると、25日は前線や湿った空気の影響で雨が予想されていた。
冬場の降雨や融雪が地盤を緩め、今回の土砂崩れの引き金になったのではないか。
今回の崩壊がどれほどの規模なのか、まだ詳細は明らかになっていない。
ただ、同じ路線で繰り返し起きているという事実は、この道路が構造的に災害リスクを抱えていることを示している。
まとめ
- 2026年2月25日午前5時22分頃、高山市丹生川町塩屋の国道158号で土砂崩れが発生
- 走行中の40代男性が搬送された。けがの程度は不明
- 通行止め区間は丹生川町塩屋~旗鉾とみられ、復旧時期は未定
- 普通車は市道で迂回できるとの情報あり。大型車は迂回不可
- 国道158号は2025年にも福井県側で復旧4か月の大規模崩壊が起きた「災害多発路線」
通行を予定している人は、出発前に岐阜県の道路規制情報や日本道路交通情報センターの情報を確認してほしい。
けが人の容態や崩壊の規模など、続報が入り次第この記事の内容も古くなる。
報道機関の最新ニュースをあわせて確認することをすすめる。
よくある質問(FAQ)
Q1. 国道158号の土砂崩れはどこで起きた?
岐阜県高山市丹生川町塩屋の国道158号で、2026年2月25日午前5時22分頃に発生した。
Q2. 国道158号の通行止め区間はどこ?
丹生川町塩屋から丹生川町旗鉾にかけて全面通行止めとなっている(X投稿情報に基づく)。
Q3. 国道158号の迂回路はある?
普通車は市道で迂回できるとの情報がある。ただし大型車は迂回路を通行できない。
Q4. 通行止めはいつ解除される?
復旧時期は未定。2025年の福井県側の崩壊では復旧に約4か月かかった前例がある。
Q5. 国道158号とはどんな道路?
福井市から岐阜県高山市を経て長野県松本市に至る山岳路線で、奥飛騨温泉郷へのメインルート。
Q6. けが人の状態は?
走行中の40代男性が病院に搬送されたが、けがの程度はわかっていない。
Q7. 奥飛騨温泉郷や平湯温泉には行ける?
普通車なら市道で迂回できるとの情報があるが、最新の規制状況を確認してから出発すべき。
Q8. 国道158号で過去にも土砂崩れはあった?
2025年3月に福井県大野市側で大規模崩壊、2020年7月には高山市丹生川町久手で土砂流出が起きている。
リアルタイムニュースNAVI 編集部
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