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「結婚はハズレだった」。神津はづき(63)がそう後悔した時期があったという。
ヤンキー出身の杉本哲太(60)と芸能一家の令嬢という正反対の二人が歩んだ34年間の結婚生活。
その内実は、誰もが想像する「おしどり夫婦」のイメージとはほど遠いものだった。
では、なぜ「ハズレ」から始まった結婚生活が34年も続き、そして還暦を迎えた今、「離婚」という選択に至ったのか。
その答えは、神津はづき自身が直撃取材で語った「夫婦のときは言えなかった」本心と、中村メイコという「規格外の岳母」の存在、そして55歳から始めた刺繍作家としての「新しい人生」の中に隠されている。
この記事でわかること
「夫婦のときは言えなかった」——神津はづきが明かした本心の正体
神津はづきが週刊女性PRIMEの独占直撃で語った「夫婦のときは言えなかった」本心。
それは単なる不満の吐露ではなく、34年間の結婚生活を経て「それぞれの人生を歩む」という決断に至った複層的な心情だった。
多くの人はこう考えるだろう。
芸能人の熟年離婚だから、実は何年も前から冷め切った関係だったのではないか、と。
しかし神津はづきの告白は、そんな単純な図式ではなかったことを教えてくれる。
週刊女性PRIMEの独占直撃より(2026年4月7日)
「過去のインタビューによれば、結婚当初は夫婦ゲンカが絶えず、杉本さんは怒った勢いで電話の子機をよく投げていたそうです。
そのため、はづきさん自身“結婚はハズレだった”と後悔したこともあったとか」
(週刊女性PRIME / URL#1)
おしどり夫婦としてテレビで見るたびに、円満そのものの関係を想像していた。 → 実際には電話の子機が飛び交うほどの激しい衝突が日常だった。
結婚当初の神津はづきは、まさに「ハズレ」という言葉がふさわしいほどの日々を送っていた。
しかしそれでも彼女は34年間も夫婦を続けてきた。
「後になって良かったと思えることもある」。
週刊女性PRIMEの記事からは、そんな含みを感じさせる。
母を看取った後に見えた「新しいドア」
最愛の母・中村メイコを看取った後、神津はづきは『ku:nel』のインタビューでこう語っている。
「50代だって捨てたものじゃない。前向きにスイッチを入れ直したら、新しいドアが見つかるかもしれない」(『ku:nel』2020年6月6日 / URL#4)
この言葉の先にあったのは「一人の人間に戻る」という選択だったのではないか。
母という「巨大な重石」が外れた今、神津はづきは自分の人生を自分の足で歩き始めた。
それこそが「夫婦のときは言えなかった」本心の正体だろう。
結婚34年——「ハズレ」から「それぞれの人生」へ至る道のり
「結婚はハズレだった」と後悔した時期があったにもかかわらず、神津はづきと杉本哲太は34年間も連れ添った。
そこには単なる「我慢」では説明できない、時間をかけて積み重ねてきた独自の関係性があった。
杉本哲太
暴走族 → 紅麗威甦
ヤンキーから俳優へ
神津はづき
神津ファミリー
女優から刺繍作家へ
2人は1992年に結婚。
長男(1995年生)と長女(1997年生)の2人の子どもをもうけた(スポーツ報知 / URL#5、スポニチ / URL#6)。
正反対の出自を持つ二人が衝突するのは、ある意味で当然だったのかもしれない。
34年間の結婚生活が選んだ「それぞれの人生」
しかし彼らはその衝突を経て、時間をかけて「それぞれの人生を歩む」という結論に至った。
そこには「熟年離婚」という言葉では片付けられない、一人の人間としての長い旅路があったのではないか。
杉本哲太は離婚発表の際、自身のインスタグラムでこう記した。
「このたび、双方合意のもと離婚が成立いたしました。これからは、それぞれの人生を歩んでまいります」(スポーツ報知 / URL#5)
「双方合意」。この一言に、34年間の重みと、互いを尊重する姿勢が凝縮されている。
ヤンキーと芸能一家——10年間の「マスオさん状態」の実態
杉本哲太は結婚後、なんと約10年間にわたり神津家の二世帯住宅で「マスオさん状態」の生活を送っていた。
しかもその家には、国民的女優・中村メイコが住んでいた。
AERA dot. 2015年インタビュー(杉本哲太本人の証言)
杉本哲太は2015年のインタビューで「10年間、マスオさん状態でした」と自ら認めている。
理由は「もともとメイコさんのお母さまが住んでいたところが空いたので、ちょっとだけのつもりだった。でも居心地良くて」と語っている(AERA dot. / URL#3)。
実際のところは、住んでいたマンションの塗装工事がきっかけで息子のアトピーが悪化したため、神津家に「逃げ込んだ」というのが真相だった。
「実は」──マスオさん状態の裏にあった微笑ましい日常
夜になると中村メイコがブランデーグラスを片手に階段を上がってきて「哲太さん、飲んでるぅ?」と声をかけてきた(AERA dot. / URL#3)。
杉本は「僕も仕事して帰ってきてくつろぎたいのに、大先輩を前にしたらくつろげない」と本音を漏らしている。
そこで神津はづきは夫から「困る!なんとかしてくれ」と言われ、階段に蛇腹の柵を取り付けた。
中村メイコが「あの柵、私のためにつけたの〜?」と聞いてきたので「そうだよ」と答えると「はあい」と納得した——そんな微笑ましいエピソードも残されている(AERA dot. / URL#3)。
10年間のマスオさん状態が残したもの
この「マスオさん状態」の10年間は、二人の結婚生活の基盤を形作った濃密な時間だったのではないか。
後に「それぞれの人生を歩む」という決断をした二人だからこそ、この期間を「マスオさん状態」と笑い話にできるのかもしれない。
母・中村メイコの死——「還暦離婚」という選択の本当の意味
2023年12月31日、中村メイコが肺塞栓症で死去した。享年89歳(スポニチ / 再検証時確認)。
神津はづきにとって最愛の母の死は、その後の人生の歩き方を根本から見つめ直すきっかけになったのではないか。
神津はづきの「新しい人生」タイムライン
- 2017年(55歳)の夏、知人からの勧めで初めて刺繍教室を開く
- 2018年、大人の女性のためのファッションブランド「Petit Taillor R-60」を立ち上げる
- 2020年のインタビューで「50代だって捨てたものじゃない」と語る
(出典: 『ku:nel』2020年インタビュー / URL#4、life.saisoncard.co.jp / URL#9)
ZAKZAK論考——中村メイコの「終い方」が遺した教え
中村メイコは80代で豪邸を断捨離し、夫とは「ゆるい夫婦関係」を貫いた。
その「終い方」は、娘に「身軽に生きる」という教えを遺したのではないか(ZAKZAK / URL#2)。
「一人の人間に戻る」——ZAKZAKの記事は、神津はづきの心境をそう表現している(URL#2)。
還暦を迎えた杉本哲太もまた、長男の成人、母の死という人生の節目を経験した。
「心機一転、俳優としてより一層精進」。そう宣言した彼の言葉の裏には、「それぞれの人生を歩む」という決断を後押しする何かがあったのではないだろうか。
還暦離婚は「終わり」ではなく「始まり」だった
還暦離婚は「終わり」ではない。
55歳から始めた新しいキャリアの延長線上にある、「一人の人間に戻る」というポジティブな選択。
それが神津はづきにとっての「還暦離婚」の本当の意味なのかもしれない。
34年間の結婚生活が選んだ「それぞれの人生」
- 結婚当初は「ハズレ」と後悔するほどの激しい衝突があった
- 杉本は約10年間、神津家で「マスオさん状態」の生活を送った
- 神津は55歳から刺繍作家として新しいキャリアを築き始めた
- 母・中村メイコの死(2023年12月31日)が「一人の人間に戻る」決断を後押ししたと見られる
「おしどり夫婦」のイメージに隠された34年間の内実。それは決して「円満」だけではなかった。
しかしだからこそ、還暦という人生の節目で「それぞれの人生」を選んだ二人の選択は、多くの人の心に何かを残すのではないだろうか。
よくある質問(FAQ)
Q1. 杉本哲太と神津はづきはなぜ離婚したのか?
結婚当初からの激しい衝突と、母・中村メイコの死を機に「一人の人間に戻る」選択をしたため。双方合意の熟年離婚。
Q2. 神津はづきの現在の仕事は何か?
刺繍作家。2018年にブランド「Petit Taillor R-60」を立ち上げ、教室も開いている。
Q3. 「マスオさん状態」とは具体的にどういうことか?
杉本哲太が約10年間、神津家の二世帯住宅で暮らしたこと。中村メイコとの同居生活。
Q4. 神津はづきの家族構成は?
父は作曲家の神津善行、母は女優の中村メイコ。姉は作家の神津カンナ、弟は画家の神津善之介。
Q5. 中村メイコの死は離婚に影響したか?
影響したと見られる。最愛の母を看取ったことで、神津はづきの心境に決定的な変化が訪れた。
Q6. 杉本哲太の今後の活動は?
「心機一転、俳優としてより一層精進」と表明。具体的な仕事の予定は現時点で未発表。
Q7. 「還暦離婚」と「卒婚」の違いは?
還暦離婚は60歳での離婚。卒婚は子育て終了後の夫婦が互いに自由に生きる形。
今回の離婚は卒婚に近い。
Q8. 神津はづきはいつから刺繍を始めたのか?
2017年、55歳の夏に初めて刺繍教室を開いた。それがきっかけで作家活動を本格化させた。
Q9. 離婚後の二人の関係は?
現時点で公表されていない。杉本は「それぞれの人生を歩む」と述べている。
リアルタイムニュースNAVI 編集部
reaitimenews.com
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📚 参考文献
- 週刊女性PRIME「杉本哲太が還暦離婚を発表 女優妻・神津はづきが直撃取材で明かした離婚の真相と『夫婦のときは言えなかった』元夫への本心」(2026年4月7日)
- ZAKZAK「杉本哲太“還暦離婚”発表 女優妻・神津はづきを突き動かした『中村メイコさんの死』と『解放感』の正体」(2026年3月27日)
- AERA dot.「杉本哲太『10年間、マスオさん状態でした』中村メイコとの二世帯同居を語る」(2015年)
- 『ku:nel』「神津はづきインタビュー『50代だって捨てたものじゃない』」(2020年6月6日)
- スポーツ報知「杉本哲太が離婚発表『双方合意のもと』34年間連れ添った神津はづきと」(2026年3月20日)
- スポニチ「杉本哲太が離婚発表 女優神津はづきと34年の結婚生活に幕」(2026年3月21日)
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