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東京ジョイポリスが2026年7月から「30周年イヤー」として、新規パーク開業と新アトラクション導入を発表した。
お台場の屋内型遊園地が、30年目に大きく動き出す。
この記事では、発表の中身からジョイポリスの歴史、新パークのゆくえまでをまとめた。
「30周年イヤー」で何が発表されたのか
新規パークの開業と新アトラクションの導入が決まった。
CAセガジョイポリスの公式発表によると、2026年7月12日に開館30周年を迎える東京ジョイポリスは、同年7月から2027年6月までの1年間を「30周年イヤー」と位置づける。
期間中に新しいパークを開業し、新アトラクションも追加するという。
30周年イヤーの主な施策
「新規パークの開業」と「新アトラクションの導入」の2つ。
詳細は今後順次発表される。
東京ジョイポリスの来場者は、1996年の開館から累計2,000万人以上。
お台場のデックス東京ビーチ3〜5階に入る、国内最大級の屋内型遊園地だ。
20種類以上のアトラクションがあり、天気に左右されない点が強みになっている。
オリコンニュースの報道によると、30周年イヤーの第1弾として2月25日に記念ロゴが公開された。
新パークやアトラクションの具体的な内容はまだ明かされていない。
つまり、今回はあくまで「30周年イヤーをやります」という予告にあたる。
では、公開された記念ロゴには何が込められているのか。
30周年ロゴが語る「次の方向性」
ロゴのデザインには、ジョイポリスがめざす未来がはっきりと表れている。
「新しいロゴなんて、ただの記念じゃないの?」と思うかもしれない。
しかし今回のロゴは、今後の展開を読み解くヒントになる。
公式発表より
CAセガジョイポリスの公式発表では、30周年記念ロゴはデジタルとリアルが融合する"次世代エンタテインメント"の象徴としてデザインされた、としている。
具体的には、ジオメトリックなフォントと幾何学的なフレームで先進性と高揚感を表している。
さらにゴールドのエンブレムで、30年の歴史と誇りを表現した。
ここで注目したいのは「デジタルとリアルの融合」というキーワードだ。
東京ジョイポリスは2012年の全館リニューアル時にも「デジタリアル」をテーマに掲げていた。
つまり、この方向性は一時的な流行ではなく、ジョイポリスのブランドの核にあたる。
30周年でわざわざロゴに「次世代エンタテインメント」と銘打ったのは、新パークや新アトラクションがこの延長線上にあると伝えたいからだろう。
VRやARなど、テクノロジーを使った体験型の施設が新パークに盛り込まれる展開は十分ありえる。
こうしたブランドの軸を知っておくと、今後発表される情報の見え方が変わってくる。
ただし、そもそもなぜ東京ジョイポリスは30年も生き残れたのか。
お台場だけじゃなかった──ジョイポリスの30年
東京が「最後の1か所」になったからこそ、30周年には特別な意味がある。
ジョイポリスといえばお台場のイメージが強い。
しかし実は、かつてお台場だけ → 全国7か所にジョイポリスが存在していた。
Wikipediaの記録によると、横浜、新宿、福岡、京都、新潟、岡山、梅田にもジョイポリスがあった。
最も早い横浜は1994年に開業し、東京より2年先輩だ。
ところが2000年前後から、業績不振で各地のジョイポリスが次々と閉鎖される。
横浜は2001年、新宿は2000年、京都は2002年に姿を消した。
最後まで残っていた梅田も、2018年に閉館している。
| 店舗 | 開業 | 閉鎖 |
|---|---|---|
| 横浜 | 1994年 | 2001年 |
| 新潟 | 1995年 | 2000年 |
| 東京 | 1996年 | 営業中 |
| 福岡 | 1996年 | 2001年 |
| 新宿 | 1996年 | 2000年 |
| 京都 | 1998年 | 2002年 |
| 梅田 | 1998年 | 2018年 |
7つあった店舗のうち、東京だけが残った。
2003年に累計入場者1,000万人を突破し、2012年には「デジタリアル」をテーマに全館リニューアルを実行。
立地の強さと、時代に合わせた刷新が、30年という長寿を支えてきたといえる。
さらに運営会社も変わっている。
もともとセガが運営していたが、2015年にセガ・ライブクリエイションとして分社化。
Wikipediaの記載によると、2017年には香港のChina Theme Park Limitedが株式の85.1%を取得し、現在のCAセガジョイポリスとなった。
全国展開の撤退、運営会社の売却。
その歴史を経てなお続いてきた東京ジョイポリスが、30周年で「新規パーク」を打ち出した。
では、新しいパークはどんな姿になるのか。
新パークはどこに、どんな形で生まれるのか
場所も規模もまだ公表されていない。ただ、最近の動きからヒントは見える。
⚠️ ここからは推測です
新パークの場所・内容は公式に発表されていません。
以下は公開情報をもとにした筆者の推測です。
CAセガジョイポリスは2024年12月に香港の啓徳体育園へ海外初進出を果たしている。
出店したのはスポーツとエンタメを組み合わせたJOYPOLIS SPORTSというブランドだ。
国内でも北九州に同ブランドの施設がある。
JOYPOLIS SPORTSとは
「スポーツ×エンタメ」の屋内型施設。
国内・海外で展開が広がっており、新パークがこの系統になる線は十分ある。
矢野経済研究所が2025年12月に発表したレジャー関連市場の調査では、猛暑の影響で夏場の屋内型レジャー人気が高まっている、と指摘されている。
屋内型テーマパークへの追い風は明らかだ。
お台場エリア自体も変化のまっただ中にある。
パレットタウン跡地には2025年秋にTOYOTA ARENA TOKYOが開業予定とされており、人の流れが変わりつつある。
新パークがお台場の近くに開くのか、あるいは地方や海外なのかはわからない。
ただ、JOYPOLIS SPORTSの展開ペースと屋内型レジャーの追い風を合わせると、既存とは違うコンセプトの施設が出てくる展開は自然だ。
確定しているのは「30周年イヤーの期間中に新規パークを開業する」ということだけだ。
続報は順次発表されるとのことなので、7月に向けて具体的な情報が出てくるはずだ。
まとめ
- 東京ジョイポリスは2026年7月12日に開館30周年を迎える
- 2026年7月〜2027年6月を「30周年イヤー」とし、新規パーク開業と新アトラクション導入を発表
- 第1弾として30周年記念ロゴを公開。「デジタルとリアルの融合」がコンセプト
- かつて全国7か所あったジョイポリスで唯一30年続いた東京が、新たな拡大に動き出した
- 新パークの場所や内容は未発表。JOYPOLIS SPORTSの拡大や屋内レジャー人気が今後のカギになりそうだ
東京ジョイポリスの公式サイトやSNSで、今後の続報が発表される見込みだ。
気になる人は東京ジョイポリス公式サイトをチェックしておくといい。
よくある質問(FAQ)
Q1. 東京ジョイポリスの30周年イヤーはいつからいつまで?
2026年7月から2027年6月までの1年間。7月12日が開館30周年の記念日にあたる。
Q2. 30周年で何が発表された?
新規パークの開業と新アトラクションの導入。第1弾として30周年記念ロゴが公開された。
Q3. 新しいパークの場所や内容は決まっている?
2026年2月25日時点で未発表。詳細は今後順次発表されるとしている。
Q4. 東京ジョイポリスの来場者数は?
1996年の開館から累計2,000万人以上が来場している。
Q5. ジョイポリスはお台場以外にもあった?
かつて横浜、新宿、福岡、京都、新潟、岡山、梅田にもあったが、東京以外はすべて閉鎖された。
Q6. 東京ジョイポリスの運営会社はどこ?
CAセガジョイポリス株式会社。もとはセガが運営し、2017年に香港企業の傘下となった。
Q7. JOYPOLIS SPORTSとは?
CAセガジョイポリスが展開するスポーツとエンタメを組み合わせた屋内型施設ブランド。
Q8. 東京ジョイポリスの入場料はいくら?
入場のみは大人1,500円、小中高生1,200円。乗り放題パスポートは大人5,800円。
Q9. 30周年記念ロゴのデザインコンセプトは?
デジタルとリアルが融合する次世代エンタテインメントの象徴。ゴールドで歴史と誇りを表現。
リアルタイムニュースNAVI 編集部
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📚 参考文献
- PR TIMES「東京ジョイポリス、2026年7月に開館30周年」(2026年2月25日)
- オリコンニュース「東京ジョイポリス、新規パーク開業を発表」(2026年2月25日)
- 産経新聞「東京ジョイポリス、新規パーク開業を発表」(2026年2月25日)
- Wikipedia「ジョイポリス」
- Wikipedia「CAセガジョイポリス」