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よこはまコスモワールドに新アトラクション2機種が7月11日オープン、1999年以来最大のリニューアル

| 読了時間:約5分

「コスモワールドって観覧車の遊園地でしょ」は、もう古い。

2026年7月11日 (土)、横浜・みなとみらいの遊園地「 よこはまコスモワールド 」に2つの新しい乗り物が同時に登場した。

月をテーマにした「 グレートムーン 」と、太陽をテーマにした「 スーパーフレア 」だ。

泉陽興業株式会社のプレスリリース によると、今回は 1999年のグランドオープン以来「最大規模」 と位置づけるリニューアルとなる。
2機種の名前には、37年前から続く宇宙シリーズの完成という構図が隠れている。

よこはまコスモワールドに新アトラクション2機種が7月11日オープン、1999年以来最大のリニューアル

グレートムーンとスーパーフレア、何が違うのか

「月が揺れて体が浮く」と「太陽が回って体が重くなる」。

この 2機種は真逆の体感設計 になっている。

グレートムーン
月・振り子型・浮遊感
  • 最高到達点: 20.8m (約7階相当)
  • 定員: 64
  • 料金: 1,000
  • 左右スイングで無重力感
スーパーフレア
太陽・回転型・重力感
  • 最高到達点: 24.32m (約8階相当)
  • 定員: 48
  • 料金: 900
  • 足ぶら座席で横→タテ回転

泉陽興業株式会社のプレスリリース によると、グレートムーンは月をイメージした 振り子型 だ。

左右にスイングしながら上昇し、最高点で折り返す瞬間に無重力に近い浮遊感が生まれる。

一方のスーパーフレアは、太陽をイメージした 回転型 だ。

足がぶら下がった状態の座席が高速で旋回しながら上空へ駆け上がり、横回転からタテ回転へと変化する。

この2機種は「 浮遊感を楽しみたいか・重力に押しつぶされたいか 」で選べる構成になっているのではないか。

どちらが自分向きかを決めてから行くと、より楽しめるだろう。

では、なぜよこはまコスモワールドはこのタイミングで、これほど大きな投資を動かしたのか。


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1999年以来、最大規模のリニューアルだった

27 年間、これほどの工事はなかった。

よこはまコスモワールドにとって今回は「 1999年のグランドオープン以来、最大規模のリニューアル 」だ。

「コスモワールド=観覧車の遊園地で、ずっと変わらない場所」 と思っていた人は多いかもしれない。

ところが実際には、 約9か月にわたる工事でスーパープラネットを撤去し、2機種を同時に投入する という大きな動きがあった。

その背景には、長年親しまれてきたアトラクション「 スーパープラネット 」の引退がある。
神奈川新聞(カナロコ) によると、スーパープラネットは 老朽化のため2025年9月28日に36年の歴史に幕を下ろした

ゴンドラが回転しながら約 30m の高さまで上昇するこの乗り物は、 1989 年の横浜博覧会から稼働し続けた、園内で最も古いアトラクションの一つだった。


入園無料・アトラクション毎のチケット制という料金体系は、大型投資なしでも集客を維持しやすい構造だったからではないか。

それでも今回動いたのは、老朽化という実務的な理由に加え、夏休み前という需要のピークが重なったからだろう。

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で、実際に新しくなったスーパーフレアとは、どのくらい怖い乗り物なのか。

体重の2倍の重力がかかる、ということ

スーパーフレアの最大体感重力は 2G

体重 60kg の人には 120kg 分の力が瞬間的にのしかかる計算だ。

体感重力の計算

体重60kg × 最大体感重力2G = 120kg 相当の重さ

高さ24.32m ÷ 1フロア約3m = 約 8 階建てビル相当

高さは 24.32m (約8階建てのビルに相当)。

その空中で、体重の 2 倍の重さが来る。

グレートムーンの 20.8m (約7階)より1階分高く、しかも体感の種類がまったく異なる。

これはアトラクションのスペックの話だが、実生活での判断にも直結する。

乗り物に弱い人・体調が優れない人・医師から激しい運動を止められている人は、 乗り場の案内看板で利用制限を必ず確認してほしい

ところで、この2つの新アトラクション、なぜ「グレートムーン」と「スーパーフレア」という名前なのか。

そこには37年越しの話がある。


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月・太陽・銀河、37年越しで揃った宇宙の話

1989 年に博覧会で生まれた「 ギャラクシー(銀河) 」が、 37 年間そこにいた。

そして 2026 年、「月」と「太陽」がついに隣に並んだ。

1989
年〜
ギャラクシー
銀河・現役稼働中
2026
年〜
グレートムーン
月・7月11日新設
2026
年〜
スーパーフレア
太陽・7月11日新設

泉陽興業株式会社のプレスリリース によると、隣接するアトラクション「ギャラクシー」は銀河(=星)を表す名前で、 1989 年の横浜博覧会から現在まで長年にわたって親しまれている。

今回登場した グレートムーン(月) スーパーフレア(太陽) は、コスモ(宇宙)という施設名の世界観を引き継いだ命名だ。

つまり、銀河・月・太陽という「 宇宙三部作 」が、 37 年の時間をかけてここで完成したことになる。

ブランド戦略の分野では、施設名・商品名・体験コンセプトを共通テーマで統一することで、来場者が施設に「意味」を感じる仕掛けを作る手法があるとされる。

コスモワールドが「コスモ(宇宙)」という名前を 37 年間ブレずに守り続け、新アトラクションの命名も宇宙モチーフで統一してきた行動は、その典型例である可能性があるのだろう。

単に「宇宙っぽい名前にした」のではなく、 1989年の発祥から今回まで一貫したアイデンティティの延長線上 に今回の命名が生まれたと読み取ることができるのではないか。

よこはまコスモワールド【公式】X(@_cosmoworld_)

https://x.com/_cosmoworld_/status/1975788245918027872

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では、その1989年の横浜博覧会とは、どれだけの規模だったのか。

1989年横浜博覧会の来場者5人に1人が乗った、コスモクロック21の記録

1,330 万人が来た博覧会で、 267 万人が コスモクロック21 に乗った。

単純計算で 5人に1人 だ(267万÷1,330万≒ 20.1 %)。

横浜博覧会(YES'89)来場者数 1,330万人
コスモクロック21の利用者数 267万人 来場者の約20%・5人に1人
正式開園 1990年 市民の声で存続が決定
現在地へ移転リニューアル 1999年 みなとみらい地区の開発進展で

泉陽興業株式会社のプレスリリース によると、博覧会終了後に市民や各方面から大観覧車の存続を求める声が上がり、 1990 年にアトラクション数施設とともに「よこはまコスモワールド」として開園した。

その後、みなとみらい地区の開発が進んだことで 1999 年に現在の場所へ移転し、今の形になった。

横浜市観光情報サイト では、みなとみらい駅から徒歩約 2 分の立地にある 入園無料 の都市型遊園地として案内されている。

観光振興と街づくり貢献という役割がこの施設のアイデンティティになっているからこそ、入園無料という体系が続いているのだろう。

その流れの先に、37年後の今回の最大規模リニューアルがある。

実際に行ってみたい人は、料金と乗車優先券について知っておく必要がある。


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乗車優先券と料金、行くなら知っておくこと

グレートムーン 1,000 円、 スーパーフレア 900 円。

開業直後の週末は、この2機種に人が集まるだろう。

無料
入園料
入場だけならタダ
1,000円
グレートムーン
振り子型・浮遊感
900円
スーパーフレア
回転型・重力感

よこはまコスモワールドは 入園無料 で、乗りたいアトラクションごとにチケットを使う仕組みだ。

フリーパス(乗り放題)は存在しない。

新アトラクションの2機種に合わせて、待ち時間を短くできる乗車優先券「 コスモロケットパス 」も新たに発売された。

好きな座席を選べる機能もついているため、開業直後の混雑期に活用する価値はあるだろう。

料金の詳細は 泉陽興業株式会社のプレスリリース または公式サイトで確認してほしい。

営業時間は平日が 20 時まで、土日祝は 22 時まで(夏休み期間中は平日 21 時まで)、休園日は毎週木曜日だ。

開業は夏休みの約 3 週間前にあたる。

7月11日 のオープン直後は特に混雑が集中する可能性があるため、コスモロケットパスを事前に確認しておくのが賢明ではないか。

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37年前に「宇宙」という名前で始まったこの遊園地が、ようやくその世界観を完成させた 2026 年の夏、横浜・みなとみらいはまた少し変わった。

まとめ

  • グレートムーン(振り子型・最高20.8m・1,000円)は浮遊感、スーパーフレア(回転型・最高24.32m・900円・体感重力最大2G)は重力感と、2機種の体感はまったく逆方向に設計されている
  • 今回のリニューアルは1999年のグランドオープン以来最大規模で、約9か月の工事を経て36年稼働のスーパープラネットと世代交代した
  • グレートムーン(月)・スーパーフレア(太陽)・ギャラクシー(銀河)の3機が揃い、1989年の横浜博覧会から37年かけて宇宙テーマのアトラクションが三部作として完成した
  • 待ち時間を短縮できる乗車優先券「コスモロケットパス」が同時に発売された。夏休み前の開業直後は特に混雑が予想される
  • 博覧会の来場者1,330万人のうち267万人(約5人に1人)がコスモクロック21を利用し、市民の声で存続が決まったという経緯がこの施設の原点にある
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リアルタイムニュースNAVI 編集部

reaitimenews.com

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